ねざめ堂

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『たまこまーけっと』を振り返る 第2話

ここ数年、バレンタイン時期になると『氷菓』の『手作りチョコレート事件』とこの話はかならず観返してます(今年もみました!アニメの中のバレンタインって...いいよね)。 本文中は『たまこまーけっと』全話、『たまこラブストーリー』のネタバレがありま…

『たまこまーけっと』を振り返る 第1話

2回にわたる前振り(「序論」「第0話 オ−プニングについて」 )を経て、やっとこさ第1話の振り返りです。『たまこまーけっと』シリーズ全話+『たまこラブストーリー』のネタバレがありますのでご注意ください。

『たまこまーけっと』を振り返る 第0話 オ−プニングについて

年が明けての1回目は、放送2周年の『たまこまーけっと』記事。月1~2回のペースで、全12話分。年内には予定通り終わっているといいな、ぐらいのゆる~い企画です。 (このシリーズの前振り記事はこちら→序論「結局、デラってなんだったの?」 ) 今回は…

『たまこまーけっと』を振り返る:序論「結局、デラってなんだったの?」

※『たまこまーけっと』全話のネタバレがありますので、ご注意ください。 『たまこラブストーリー 』円盤発売のときの記事 で、「たまこ関連の記事はこれで最後」みたく書いたのをあっさりと覆して、「『たまこまーけっと』を1話ずつ振り返る企画をやろう!…

甘城ブリリアントパーク 第8話『恋心が届かない!』感想

ネタバレ注意です。 シンプルにギャグ回としても面白いし、作品のテーマにも直結と、充実回だった第8話。個人的には、コミュ障の西也と中城椎菜のあいだの溝を、いすずやモッフルたちが「コミュニケーションのリレーに失敗することで、逆に繋ぐ」というあた…

甘城ブリリアントパーク 第7話『プールが危ない!』感想

もうちょっと話がたまってから感想を書く予定だったんですけど、前回書いた、1~6話通しての感想記事とけっこうダイレクトに繋がる内容のエピソードだったので、思わず更新。ネタバレ注意です。 前回の記事でも第4話をメインに取り上げましたが、現在まで…

可児江西也と千斗いすずは「バディ」になれるのか 〜『甘城ブリリアントパーク』感想

『甘城ブリリアントパーク』前半終了なので、第1〜6話通しての感想を。ネタバレ注意です。 第3話までは、パークの全体的・外面的な窮状がメインに描かれていた『甘ブリ』ですが、第4話(感想 )・第6話と、ヒロイン・千斗いすずの心情にフォーカスした…

甘城ブリリアントパーク 第4話『秘書が使えない!』感想

第4話がすごく好きなエピソードだったので、思わず更新。ネタバレ注意です。 ◯ 千斗いすずのキャラクターとしての「覚醒回」だった第4話。描かれたモチーフとしては「適材適所」みたいなことがひとつありました。 いすずが軍人の家系出身だったことが明らか…

うさぎ山商店街の 「 if 」としての『甘城ブリリアントパーク』

もう気付いてる人も多いと思うので、ちょっと今更感あるんですけど、『たまこまーけっと』ファンとしてはやはり言っておきたい!とウズウズしてしまったので、第1話の感想もかねておもわず更新。 『甘ブリ』って、『たまこま』を意識させるシーン入れてきて…

拡散と凝縮 ~ たまこラブストーリー 感想

『たまこラブストーリー』BD/DVDが10月10日(金)に発売(Blu-ray & DVD:PRODUCT | 『たまこラブストーリー』公式サイト)!ということで、記念?更新です。 『たまこま』と『たまこラ』に関しては、なにしろ好きなのでこれまでにも何度か記事を書いてきた…

雑感/どうして記事が長くなってしまうのか?他

かなりとりとめのない雑感、月末の反省会的記事。なぜか一瞬『魔法少女まどか☆マギカ 叛逆の物語』のネタバレがあります。 丁稚:番頭さん、ちょっとこの記事読んでみてくださいよ。 (15年2月1日追記:アニメ専門サイト『AniFav』の『たまこラブストーリー…

「内」と「外」 ~『ハナヤマタ』と『けいおん!』、演出の視点について

先日放映が開始された『ハナヤマタ』。 きらら系原作、シリーズ構成が吉田玲子、そして冒頭いきなり『けいおん!』まんまのシチュエーションでの演奏シーンをぶっこんできたということで、「おっ攻めの姿勢!」と軽くのけぞったんですが、このあたりについて…

北白川たまこの孤独と、その解消

わりとよくいわれることですが、『たまこまーけっと』の北白川たまこは、感情移入のし辛い主人公でした。ファンのあいだでも「サブキャラは応援したくなるけど、たまこは何考えてるのかわかんなくてちょっと不気味」なんて意見がチラホラきかれたぐらい(あ…

「連関天則」の意味するもの 〜『中二病でも恋がしたい!戀』感想②

このあいだアクセス解析を眺めていたら、「連関天則」のキーワード検索経由でこのブログを覗いてくれる方が時折いるらしいことに気づきました。 「連関天則」は『中二病でも恋がしたい!戀』のキャラクター、七宮智音が何度か口にする中二用語。劇中でいかに…

洋楽好きに「日常系アニメ」の魅力を布教してみた。

最近ちょっとアニメに興味が出てきたという、非オタで音楽好きの友人との会話を元ネタにして書いてみました。 丁稚:今回は、音楽好きな番頭さんにむけて「日常系アニメ」の魅力を説明してみよう、という企画です。 番頭:日常系アニメって『けいおん!』と…

アニメは「あらすじ」ではない 〜 『たまこラブストーリー』感想 (ネタバレなし)

作品の情報量が多すぎて、まだ整理がついていない状態なんですが、もう予想を超えて素晴らしかった。頭クラクラしました。 観ている最中は、つねにスクリーンから気持ちの良い春の風がフワーっとただよってきて、観終わったあとも、映画に出てきたきれいな色…

『氷菓』で考える、技術と表現の関係

この『氷菓』、地味な佇まいではあるけれど、画期的な作品だったと思います。「アニメ表現の領域を拡大した」といってもいいくらい。 どういうことかというと、『氷菓』の原作小説は登場人物の曖昧で割り切れない感情を扱っていて、その曖昧さが魅力なんです…

「まーけっと」から「ストーリー」へ 〜 『たまこラブストーリー』への期待と妄想

いよいよ公開が近づいてきた『たまこラブストーリー』。 テレビシリーズのファンとしては、すごく楽しみなんです。公開に先立って、TBSオンデマンド他で『たまこまーけっと』の全話無料放送もあるそうです。こんどの週末、4月19日(土)24:00 ~ 4月20日(日…

「好き」を続けていくために 〜『中二病でも恋がしたい!戀』感想

※『中二病でも恋がしたい!』(1期・2期)のネタバレを含みますので、ご注意ください。 ◯ 1期でヒロイン・六花は勇太とつきあい始めましたが、恋愛は必然的に、自分の周囲の状況に「変化」をもたらすもの*1。2期『戀』の六花はそのような「変化」にとま…

日常系アニメこそ作画が命、という話

ちょっと前にニコニコ生放送で、ある「日常系アニメ」を観ていたときのこと。 私は基本的にはコメントを表示しない派なのですが、その回はテレビ放映分をすでに観ていたこともあり「たまには」と、めずらしくコメント表示をONにして楽しんでいました。 その…

『たまこまーけっと』と『風立ちぬ』 3.11以降の主人公たち ㊦

「たまこと二郎」編 ㊤編はこちら → はてなブログ ◯赦されない主人公、二郎 『風立ちぬ』で、二郎の葛藤がほとんど描かれなかった理由について、高橋源一郎はこのように分析していました。 この人(二郎)が戦争の責任や苦しみを感じて、葛藤を持つと、普通…

『たまこまーけっと』と『風立ちぬ』 3.11以降の主人公たち ㊥

『たまこまーけっと』編 ◯「内面」のわかりにくい主人公 TVシリーズ『たまこまーけっと』を受けて、四月に公開予定の映画『たまこラブストーリー』の公式サイトに、山田尚子監督へのインタビュー(SPECIAL | 『たまこラブストーリー』公式サイト)が掲載され…

『たまこまーけっと』と『風立ちぬ』 3.11以降の主人公たち ㊤

『風立ちぬ』編 ◯はじめに 「感情の読めない声」を与えられた主人公たち 『たまこまーけっと』と『風立ちぬ』。 2013年に制作された、という以外には共通点のなさそうな、ぜんぜん作風のちがうアニメです。でも私はこのふたつの作品に、似通った感触を感じま…