音楽
〇U2がベガスでショー? U2の大ヒットアルバム『Achtung Baby』(1991年)のリリース30周年を記念したレジデンシー・ライヴが、9月27日からラスベガスのホール「Sphere」で開催されるとのこと。 レジデンシー・ライヴ……「ベガスでの長期滞在型ショー」ときく…
今年ふれたアニメ・音楽の中から、とくに好きだったものを雑然と振りかえっていきます。
U2が1990年代前半に行ったワールド・ツアー『ZOO TV』にまつわる文章です。その昔、他のサイトに投稿したものにちょっと手を入れました。 いまだに語り草になっているこのライブの模様は、20年近く前に出たDVD『ZOO TV ライブ・フロム・シドニー』の中古or輸…
数年前にアップした、ベルナルド・ベルトルッチ監督『ドリーマーズ』(2003年)感想記事の改訂版です。元記事の文意は変えないままに、読み辛いと感じたところに手を入れました。 本文中では『ドリーマーズ』にくわえて、ジャン・コクトー『恐るべき子供たち…
※この雑記は夏中に削除します。 気が付けばもう7月。こわいですね。今年の前半はアルカ、フューチャー、ダーティー・プロジェクターズと、セルフ・タイトルの傑作アルバムが立て続けにリリースされて、音楽的には楽しい日々を送っておりました(頭の悪い感想…
お正月に久々に観返したら、やっぱり「エエな〜」となったので、むかし他所のサイトに投稿した感想文をちょっといじって転載(小説じゃなくて、ルキノ・ヴィスコンティの映画版の感想です)。
ボーカロイドによるYMOカバーの代表格、「HMOとかの中の人。」による『初音ミクオーケストラ』(2009年)。 ミクさんの誕生日に便乗して、以前書いた文章を救済です。
「毎年、夏になるとこれ聴きたくなるんだよねー」という定番的なアルバムは誰にでもあると思うけど、自分にとってはこの『Beauty』(1989年)がその筆頭にあがる。 アルバムのオープニングを飾る『Calling From Tokyo』のねばっこく腰のあるドラムと、その上…
こちらのニュースを受けて書いた記事です。 「スイングジャーナル」元編集長の中山康樹さん死去:朝日新聞デジタル ◯ 以前マンションで一人暮らしをしていたころ、自室のユニットバスに「フロ・トイレ専用文庫」を設置していた。といってもトイレの給水タン…
BRIAN ENO『THE SHUTOV ASSEMBLY』(1992年)の感想です。 昨年末に、このアルバムを含むブライアン・イーノの90年代4作品が、ボーナス・ディスクを追加してリイシューされておりました。目玉はやっぱり『NERVE NET』に付属の、幻のアルバム『MY SQUELCHY…
Daft Punk 『Random Access Memories』がリリースされたのは去年の5月で、すごく気に入って夏のあいだよく聴いてました。 大ヒットした先行シングル『Get Lucky』はえらく景気の良いイメージがあったけど、全体を通して聴くと、ムード的にも表現している内…
最近ちょっとアニメに興味が出てきたという、非オタで音楽好きの友人との会話を元ネタにして書いてみました。 丁稚:今回は、音楽好きな番頭さんにむけて「日常系アニメ」の魅力を説明してみよう、という企画です。 番頭:日常系アニメって『けいおん!』と…
『氷菓』って、地味な佇まいではあるけれど、ものすごく画期的な作品だったと思います。「アニメーションの表現領域を拡大した」といってもいいくらい。 どういうことかというと、『氷菓』の原作小説は登場人物の曖昧で割り切れない感情を扱っていて、その曖…
『モンスターズ・インク』と『魔法少女まどか☆マギカ』のネタバレを含みますので、ご注意ください。 ◯ 映画の舞台は、モンスターたちが生活する世界。 この世界は、人間の子供があげる悲鳴をエネルギー源にして動いています。「モンスターズ・インク」は、そ…