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ねざめ堂

アニメ・映画・音楽

双方向の侵蝕 ~『ベニスに死す』感想

お正月に久々に観返したら、やっぱり「エエな〜」となったので、むかし他所のサイトに投稿した感想文をちょっといじって転載(小説じゃなくて、ルキノ・ヴィスコンティの映画版の感想です)。

HMOとかの中の人。『初音ミクオーケストラ』

ボーカロイドによるYMOカバーの代表格、「HMOとかの中の人。」による『初音ミクオーケストラ』(2009年)。 ミクさんの誕生日に便乗して、以前書いた文章を救済です。

他者/ノイズ ~坂本龍一『Beauty』

「毎年、夏になるとこれ聴きたくなるんだよねー」という定番的なアルバムは誰にでもあると思うけど、自分にとってはこの『Beauty』(1989年)がその筆頭にあがる。 アルバムのオープニングを飾る『Calling From Tokyo』のねばっこく腰のあるドラムと、その上…

わからない、を楽しむ ~中山康樹の訃報によせて

こちらのニュースを受けて書いた記事です。 「スイングジャーナル」元編集長の中山康樹さん死去:朝日新聞デジタル ◯ 以前マンションで一人暮らしをしていたころ、自室のユニットバスに「フロ・トイレ専用文庫」を設置していた。といってもトイレの給水タン…

立体作品としての音楽  ~ブライアン・イーノ『シュトフ・アッセンブリィ』感想

BRIAN ENO『THE SHUTOV ASSEMBLY』(1992年)の感想です。 昨年末に、このアルバムを含むブライアン・イーノの90年代4作品が、ボーナス・ディスクを追加してリイシューされておりました。目玉はやっぱり『NERVE NET』に付属の、幻のアルバム『MY SQUELCHY…

ダフト・パンク『ランダム・アクセス・メモリーズ』感想

Daft Punk 『Random Access Memories』がリリースされたのは去年の5月で、すごく気に入って夏のあいだよく聴いてました。 大ヒットした先行シングル『Get Lucky』はえらく景気の良いイメージがあったけど、全体を通して聴くと、ムード的にも表現している内…

洋楽好きに「日常系アニメ」の魅力を布教してみた。

最近ちょっとアニメに興味が出てきたという、非オタで音楽好きの友人との会話を元ネタにして書いてみました。 丁稚:今回は、音楽好きな番頭さんにむけて「日常系アニメ」の魅力を説明してみよう、という企画です。 番頭:日常系アニメって『けいおん!』と…

『氷菓』で考える、技術と表現の関係

きのう、4月28日は、大好きなアニメ『氷菓』の主人公、折木奉太郎君の誕生日だったそうです(どうせなら間に合わせてアップしたかった)。小説『ふたりの距離の概算』では、けっこうハラハラな誕生日を過ごしていましたが、今年はどんな感じだったんでしょう…

サリーと鹿目まどか 、トム・ヨークと堀越二郎 〜『モンスターズ・インク』感想

『モンスターズ・インク』と『魔法少女まどか☆マギカ』のネタバレを含みますので、ご注意ください。 ◯ 映画の舞台は、モンスターたちが生活する世界。 この世界は、人間の子供があげる悲鳴をエネルギー源にして動いています。「モンスターズ・インク」は、そ…