ねざめ堂

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雑記:マーティン・スコセッシの記事を書きました。

※この雑記は次回更新時に削除します

 

新作『The Irishman』の告知があがってきたマーティン・スコセッシ。音声のみで、映像はまだなんも出てないですが。

 


The Irishman | Announcement [HD]

 

マーティン・スコセッシ新作映画『ジ・アイリッシュマン』2019年10月にもNetflix配信か ─ ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノら若返って登場 | THE RIVER

 
ネットフリックスでの配信とか(先行で劇場公開予定あり)、制作費1.4億ドルとか、超(高齢)豪華キャスト陣の若返りCGなど話題豊富な作品ですが、脚本がスティーヴン・ザイリアンというところにちょっとしたスリルを感じます(けっこう当たり外れが激しい人なので)。スコセッシと組むのは『ギャング・オブ・ニューヨーク』以来でしょうか。

前作『沈黙 -サイレンス-』が大赤字だったのにプラスして、今作の製作費が嵩みすぎてパラマウントが企画を投げだしたところをネットフリックスが引きとった…といういわくつきの映画で、スコセッシにはここで挽回してもらいたいところ。私にいわせると『ディパーテッド』以降のスコセッシは傑作しか撮っていないんですが、しかし興行面での浮き沈みがダイナミックな人だなー。

この新作にむけての予習というわけではないですが、記事を一本書きました。「スコセッシはひとつの原型的な物語をさまざまに変奏しながら語っている作家だ」という前提から、この監督のキャリアを超大雑把に振り返ってみるという企画です。 

 

マーティン・スコセッシ:ビジョンの拡大と収縮


映画は最終的には「映像」なんだからストーリーだけを取り出して云々したってしゃあないだろう…というのも当然ありますが、ひとつの切り口として読んでいただければ。似たような路線でダーレン・アロノフスキーヴィンチェンゾ・ナタリについての記事も書いたことがあるので、こちらもあわせてよろしくお願いします!

 

ダーレン・アロノフスキー:「自分」という地獄

『マザー!』感想:「アロノフスキー的物語」の発展型

『スプライス』感想:抑圧と反発の連鎖

 

マーティン・スコセッシ:ビジョンの拡大と収縮(後編)

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※後編では『ディパーテッド』を中心に、21世紀に入ってからの作品について見ていきます。前編の冒頭で挙げた諸作品のネタバレをしていますので、ご了承ください。

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マーティン・スコセッシ:ビジョンの拡大と収縮(前編)

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◯前提:「スコセッシ的物語」の原型

 マーティン・スコセッシは、ギャングやボクサーや救命士や宣教師といったキャラクター達、あるいはラスベガスやウォール街、19世紀末ニューヨークの社交界といったコミュニティなど、じつに多彩な題材をとりあげて映画を撮ってきた監督です。

 ですがこの監督には、そのキャリアを通じてほぼ一貫して描き続けている物語の原型があって、それは、つぎのようなものです。

 

「ある特定のビジョンが周囲の人間を呑みこみながら拡大していく」

 

 スコセッシは、この原型的な物語をさまざまに変奏しながら ~作曲家がひとつのテーマメロディを基にして、バラエティに豊んだ変奏曲をつくりあげるみたいに~ 映画を撮り続けている監督である…ということができます。

 この記事では以上のような前提をもとに、スコセッシのキャリアをひとつの限定されたアングルから(超)大雑把に振りかえってみよう、という試みをおこなっています。

 結果的に、私家版「ラフ・ガイド・トゥ・マーティン・スコセッシ」みたいな記事になっているかもしれません。前編約15,000字・後編約7,000字とブログとしてはちょっと長めですが、気軽に読んでいただけるとうれしいです。

 

                    ◯

 

 なにしろ50年以上にわたってコンスタントに映画を撮り続けている監督なので(えらい!)全作品を取りあげることはできなかったんですが、以下の作品については結末を含むネタバレをしています。ご了承ください。

 

マーティン・スコセッシ:『君のような素敵な娘がこんなところで何してるの?』『アリスの恋』『タクシードライバー』『ニューヨーク・ニューヨーク』『レイジング・ブル』『キング・オブ・コメディ』『グッドフェローズ』『アビエイター』『ディパーテッド』『シャッターアイランド』『ヒューゴの不思議な発明』『ウルフ・オブ・ウォールストリート』『沈黙 -サイレンス-

遠藤周作:『沈黙』

村上春樹:『1Q84

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