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マーティン・スコセッシ

『アイリッシュマン』感想:ビジョンの消失

マーティン・スコセッシ監督『アイリッシュマン』(2019年)の感想です。 ド傑作でした。いろいろな面で素晴らしい映画だけど、とりわけ脚本がすごい。 スティーヴン・ザイリアンって作品ごとの当たり外れが激しい人なので、事前に名前を見たときはちょっと…

マーティン・スコセッシ:ビジョンの拡大と収縮(後編)

※後編では『ディパーテッド』を中心に、21世紀に入ってからの作品について見ていきます。前編の冒頭で挙げた諸作品のネタバレをしていますので、ご了承ください。

マーティン・スコセッシ:ビジョンの拡大と収縮(前編)

◯前提:「スコセッシ的物語」の原型 マーティン・スコセッシは、ギャングやボクサーや救命士や宣教師といったキャラクターたち、あるいはラスベガスやウォール街、19世紀末ニューヨークの社交界といったコミュニティなど、じつに多彩な題材をとりあげて映画…